近くに春の香りが。
事務所の近くを散歩してると、
まだ飛び方が危なっかしい「メジロの子供逹」が、
元気よく同じくらいの雀逹と戯れあい
気持ち良さそうに遊んでいた。
遠い昔
部屋に迷い込んできたメジロを初めて見た時、
あまりの可愛らしさに捕まえて飼おうと思った。
思いの外簡単に手のひらで捕獲できた。
子供だったのだろう。
メジロを両手で抱きしめた時
あまりの羽根の柔らかさとほんのり感じる体の温かさに驚き、こんなに小さいのに
自分と同じ「生命」を感じ、安全に自然に帰してあげよう
「守ってあげたい」と瞬時に思った。
心臓付近がくすぐったく切なくなる感覚を覚えた事を思い出す。
メジロを見かけるたびに
当時の春の麗かな陽の香りとメジロの羽根の柔らかさと温もりを思い出し、
その時感じた
「くすぐったく切ない感覚」が「日本人的な優しい心」なんだなと思い、
肩の力が抜けリラックスできた。
日本人で良かった。
優しさを理解し
妬まず、焦らず、諦めず & 奢らず、怒らず、怠らず
だな!
2021年02月01日 (月) | SOMA