横手に自衛隊が派遣されました。
今日また県内(横手)で雪の事故で一人亡くなった。
悲劇だ。
今年は雪の積もり方が異常だ。
秋田県内で生活している住民から考えると
除雪はとても大きな問題で、
知らない人は、放っておけば溶けてただの水になるのに
なぜ急いで屋根の雪下ろし、玄関付近の雪かき、道路の除雪
をするのかと。
やっておかないと死んでしまうから。
雪国に住む人々の常識であり
雪のない町で暮らす人と比べると
大きなハンディのひとつだと思う。
雨ニモマケズ。
雨にも負けず 風にも負けず
雪にも夏の暑さにも負けぬ丈夫な体を持ち
慾は無く決して瞋らず
いつも静かに笑って居る
1日に玄米4合と味噌と少しの野菜を食べ
あらゆる事を自分を勘定に入れずに
よく見聞きをし 分かり そして
忘れず
野原の松の林の陰の
小さな萱葺の小屋に居て
東に病気の子供あれば行って看病してやり
西に疲れた母あれば行ってその稲を負い
南に死にそうな人あれば
行って怖がらなくてもいいと言い
北に喧嘩や訴訟があればつまらないからやめろ言い
日照りの時は涙を流し寒さの夏はオロオロ歩き
みんなにデクノボーと呼ばれ
褒められもせず 苦にもされず
そういうものに
私はなりたい
***
「雨ニモマケズ」の詩として受容されてる
カタカナで書かれた没後に発見されたメモを
漢字とひらがなで書いてみた。
宮澤賢治に
まだまだ続くだろうコロナ禍の中
医療に携わる者だけではなく
一人一人が
日本人的な「隣人をいたわる心」を
今強く持てと言われてる様な気がする。
「自分の」「自分も」「自分が」で過ごしていては
医療も国も壊れていってしまいそうな不安を感じる。
今 何をしておかなければならないのか。
何をしたらいけない時なのか。
熟考と決断を迫られている。
< SOMA >
静かに静かにこの先を考える。
この先
オリンピックはあるのだろうか。海外旅行は出来るのだろうか。
少しの病気にもならずに過ごせるだろうか。
災害は無いのだろうか
仕事は続けられるのだろうか。
友達はこのコロナ禍をしのげるだろうか。
心の底から喜べる事が起こるのだろうか
幸せか
先が短くなった自分に残された貴重な時間の中で
無駄に過ごしてしまった様にも思える
物事の価値を測る物差しの目盛りが
不規則に変化してしまった様に感じてしまうこの不安と恐怖
これから
何に挑戦し、何に妥協すればいいのか。
生き残りを試されるのか
この一年。
健康でいる事が未来に挑戦できる確実な権利だと確信する。
<SOMA>