
雨ニモマケズ。
雨にも負けず 風にも負けず
雪にも夏の暑さにも負けぬ丈夫な体を持ち
慾は無く決して瞋らず
いつも静かに笑って居る
1日に玄米4合と味噌と少しの野菜を食べ
あらゆる事を自分を勘定に入れずに
よく見聞きをし 分かり そして
忘れず
野原の松の林の陰の
小さな萱葺の小屋に居て
東に病気の子供あれば行って看病してやり
西に疲れた母あれば行ってその稲を負い
南に死にそうな人あれば
行って怖がらなくてもいいと言い
北に喧嘩や訴訟があればつまらないからやめろ言い
日照りの時は涙を流し寒さの夏はオロオロ歩き
みんなにデクノボーと呼ばれ
褒められもせず 苦にもされず
そういうものに
私はなりたい
***
「雨ニモマケズ」の詩として受容されてる
カタカナで書かれた没後に発見されたメモを
漢字とひらがなで書いてみた。
宮澤賢治に
まだまだ続くだろうコロナ禍の中
医療に携わる者だけではなく
一人一人が
日本人的な「隣人をいたわる心」を
今強く持てと言われてる様な気がする。
「自分の」「自分も」「自分が」で過ごしていては
医療も国も壊れていってしまいそうな不安を感じる。
今 何をしておかなければならないのか。
何をしたらいけない時なのか。
熟考と決断を迫られている。
< SOMA >
静かに静かにこの先を考える。
この先
オリンピックはあるのだろうか。海外旅行は出来るのだろうか。
少しの病気にもならずに過ごせるだろうか。
災害は無いのだろうか
仕事は続けられるのだろうか。
友達はこのコロナ禍をしのげるだろうか。
心の底から喜べる事が起こるのだろうか
幸せか
先が短くなった自分に残された貴重な時間の中で
無駄に過ごしてしまった様にも思える
物事の価値を測る物差しの目盛りが
不規則に変化してしまった様に感じてしまうこの不安と恐怖
これから
何に挑戦し、何に妥協すればいいのか。
生き残りを試されるのか
この一年。
健康でいる事が未来に挑戦できる確実な権利だと確信する。
<SOMA>
2021年 謹賀新年。
謹んで新年のご祝詞を申し上げます
昨年中は皆様に大変お世話になりました。
新年1月13日から熊本鶴屋百貨店、21日から大分トキハ百貨店
「東北物産展」が開催されます。
案内状を受け取った方はもちろん、
近くの方は是非ご来場ください。
今年もご愛顧の程、よろしくお願い致します。
株式会社 相馬物産
代表取締役 相馬純二