雪裡梅花只一枝(禅の言葉)
『雪裡梅花只一枝』
“SETSURI NO BAIKA TADAISSHI”
<今はどこも茨だらけだが、春風が吹けば梅の花が一斉に咲き乱れるだろう。>
苦難に耐えてこそ真実を掴むことができる。
冬の厳しさに耐えてこそ、梅は香しい花を咲かせます。
私たちにとっては、苦労を重ねて達成したり実現したことが
「雪裡の梅花」
でしょう。そこにはかけがえのない価値があり、確かな真実があるのです。
<禅の言葉より>
コロナ禍の中
自暴自棄になってしまいそうな精神状態で、不安な日常を過ごしている今日現在。
近い将来の「社会の復興」を期待し目標として日々努力することを糧に、
今の辛い経験も貴重な真実の価値として語れるように生きていく。
このままでは終われない!
百花春至為誰開(禅の言葉)より
『百花春至為誰開』
Hyakka haruniitatte tagatamenika hiraku.
与えられた命をただ無心に生きる
命のまま精一杯に咲く花は、
不平不満やちっぽけな「はからい」に惑わされず、
無心に生きることの尊さを教えてくれます。
<ふっと心がかるくなる禅の言葉より>
* * *
人それぞれの人生を生き抜くということかなぁ
他人の生活を羨ましく思っても他人にはなれないし。
象潟漁港から臨む 『霊峰 鳥海山』
素晴らしい写真だ<自画自賛>
波ひとつ無い漁港、霊峰鳥海山
雨上がりの静けさが心を癒す
漆黒の闇に花火が上がり、
海の潮の匂いと魚を焼く煙、子供らの歓喜の声、日焼けした肌の火照り
海の家、砂だらけの座敷、ビールにラーメン、流行りの歌謡曲
全てが懐かしい。
もう二度と会えない大切な人達の若き日の笑顔
心の奥の柔らかなところが「トテモセツナイ」
なんとなく感じる敗北感
もっとできたんじゃないかなって
青春とは、老人になってから思う感情なのかなぁ
その当時、悩みは多くあったけどこんな理由の無い切ない思いはなかった。
昔は賑やかだった。高校時代は駐車場でバイトした。時間ってほんとに短い。
今、還暦過ぎた。もう何年この景色を見れるかなぁ。
心が洗われる